お客様からの
信頼の声

課題: お客様が祖父から受け継いだ1960年代の軍用時計が動作不良で、他の修理店では部品がないため修理不可能と断られていました。ケース番号や刻印は保存したいとのご要望でした。

解決: 当工房では類似モデルの互換部品を調達し、一部は精密旋盤で製作しました。ミルスペック要件を維持しながら、ハック機能と耐磁性能を回復。トリチウム夜光はスーパールミノバで代替し、実用性を向上させました。

結果: 歴史的価値を損なわずに完全な動作状態に回復。お客様は日常使用とコレクション展示の両方で活用されています。3ヶ月の作業期間で、精度±4秒/日を達成しました。

課題: 高級トゥールビヨン時計の精度が日差±30秒まで悪化。キャリッジの回転も不安定で、視覚的な魅力も失われていました。他の工房ではトゥールビヨン専門技術者がおらず対応困難とのことでした。

解決: トゥールビヨン認定技術者がキャリッジを完全分解。天輪のポイズを再調整し、ひげぜんまいを6姿勢全てで最適化。軸受の摩耗を発見し、精密部品に交換しました。5週間の調整期間を経て仕上げました。

結果: 全姿勢での精度が日差±2秒に改善。キャリッジの回転が滑らかになり、美しい動きが復活しました。お客様からは購入時以上の状態だと評価をいただきました。

課題: ダイバーズウォッチの防水性能が低下し、内部に湿気が入る状態でした。リューズとケースバックのパッキンが劣化しており、風防裏側にも曇りが見られました。早急な対応が必要でした。

解決: 全パッキンを純正部品に交換し、リューズチューブも点検修理しました。風防を外して内部を完全乾燥させ、ムーブメントも分解清掃。防水テストを実施し、規定圧力での密閉性を確認しました。

結果: 防水性能が完全に回復し、ダイビング使用も可能な状態になりました。2週間の作業期間で完了。お客様は海外旅行でも安心して使用できると喜ばれています。